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2026年 桜山キノコ研修会 第16回
2026.08.19
8月15日 第16回
天候:曇り〜晴れ
参加者数:27名(会員25名・一般2名)
展示数:30種
解説者:高野氏・浜口氏(第3支部)、中島淳志氏・阿部氏(一般)
8月に入り、纏まった降雨が無く保安林内の表土は乾いている状況での公開講座となりました。
今回は横浜から中島淳志氏が参加されました。
同氏の著書には、
『入門 硬質菌類(前編・後編)』
『はじめての菌類学(1・2)』
『世界の不思議きのこ(上・下)』
『きのこ図鑑』
『「きのこ」のひみつ』
等があります。
昨年も参加し硬質菌類の解説をして頂きました。
キノコ科・食毒・栄養摂取方法・特徴・発生場所等は、
「2026年度 札幌キノコの会作成 キノコ食毒表より転記
内訳 豊平区・南区展示会・動物園展示会・桜山採集会 全記録集より 2026年4月1日発行」
カイメンタケ:ツガサルノコシカケ科
夏〜秋にかけトドマツ・カラマツ・マツ類倒木に発生。
黄褐色やオレンジ色で後に赤褐色から黒褐色になる。
成長時は柔らかいが乾くと海綿質になる。
腐生菌。
(食不適)
シロカイメンタケ:ツガサルノコシカケ科
腐生菌
夏〜秋、ミズナラ等の広葉樹木の枯木・切り株に発生。
傘は半円形や扇形で大きく成長する。
若い時は茶褐色等の毛で覆われている。
成長し乾燥したり古くなると白〜クリーム色に変化する。
(食不適)
アケボノドクツルタケ:テングタケ科
菌根菌
夏〜秋にかけ針葉樹・広葉樹・混交林に発生。
傘は白色で中央部が赤みやピンク色。
ヒダは白色で密。
(毒)
シロハツ:ベニタケ科
菌根菌
夏〜秋にかけ針葉樹林や広葉樹林に発生。
傘や柄は純白で古くなると黄褐色や汚れた色に変色する。
ヒダは白色で柄の付け根あたりが薄い青色を帯びる事もある。
(可食 美味しくないため敬遠される)
ウスヒラタケ:ヒラタケ科
腐生菌
夏〜秋にかけ広葉樹林の枯木・倒木に重なりあって発生。
傘の色は白〜薄い灰色。
肉質はヒラタケより薄く柔らかい。
(可食)
ニガクリタケ:モエギタケ科
腐生菌
枯木・倒木・切り株等に束になって発生。
全体的に黄色・黄褐色で傘の直径は小さい。
ヒダの色は黄色〜オリーブ緑色に変わる。
非常に強い苦味
食べると数時間以内に嘔吐・腹痛を引き起こす。
重症化すると死亡に至る。
(毒)
ハナイグチ:ヌメリイグチ科
菌根菌
夏〜秋にかけカラマツ林の地上に発生。
傘の表面は赤褐色や黄褐色で強いぬめりがある。
裏側は黄色の管孔(スポンジ状)になっている。
★阿部氏 解説
ハナイグチは現在2種確認されている。
北海道内数か所で採集した個体をDNA鑑定した結果、
「コガネハナイグチ」と同定。
本州のハナイグチとは違う種であることが判明する。
従来ハナイグチは、長野県などから植林目的で持ち込まれた
トドマツ等から菌が広がったと推察されていたが、今回別種との結果に至る。
道内には自生するハイマツ等もあり、今後の研究に期待したい。
★中島敦志氏 解説
保安林内の枯れ枝に発生する硬質菌類の分類・定義の説明。
一般には人気がなく、キノコ全体が小さい。
観察にはルーペが必要。
仔細は上記、著書を参照ください。
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