きのこと共に歩む札幌キノコの会
2026年 桜山キノコ研修会 第3回
2026.05.17
5月16日(土)
天候:今シーズン初の晴天🌞
参加者:28名(会員22名、一般6名)
展示数:15種🍄
解説:高野さん(第3支部)
長谷さん(第3支部)
浜口さん(第3支部)
連日の好天続きの為、林内は乾燥状態でした。
ひと雨欲しいところです☔
10時30分を過ぎた時刻から採集したキノコの解説。
「アミガサタケ」
子嚢菌類のキノコの一種。
春〜初夏にかけてよく見られる。
ヨーロッパでは人気のある食用キノコ。
仏語で【モリーユ】
英語で【モレル】
生食すると中毒を起す。
アミガサタケは頭部が黄色いので【イエローモレル】ともよばれる。
「シャグマアミガサタケ」
子嚢菌。中型〜やや大型。
頭部は黒色でしわの多い脳みそ状で中が空洞。
有毒成分はヒドラジン類の一種であるギロミトリン(ジロミトリン)、およびその加水分解によって生成するモノメチルヒドラジン。
フィンランドでは煮沸による毒抜き後に
「コルヴァシエニ(Korvasieni:耳キノコ)」
と呼ばれる春の高級食材として流通している。
専門家による確実な毒抜きが義務付けられているため、真似をして食すことは大変危険。
「オオシヤグタマタケ」
子嚢菌。色合いは黄土色になる。
毒成分はジロミトリンであり、ヒドラジン中毒症状を示すと思われる。
主な中毒症状は、腹痛、下痢、嘔吐。
春に針広混交林の地上、朽材状に発生。
「ニガクリタケ」
綺麗な黄色〜サビ黄色。
エノキタケと間違易い。
ブラックライトで発色することでエノキタケと区別できる。
火を通すと苦味が消えるが毒成分トリテルペンを含む。
中毒症状は消化器系症状で、強い腹痛、激しい下痢、嘔吐等。
国内で過去に死亡例もある。
「ニオイアシナガタケ」
担子菌。全体的に白色。
小型で柄が細長い。
傘の中央に突出がある。
名のニオイはヨードホルム様の匂いを発することによる。
針葉樹や広葉樹林の落枝、落葉に発生する腐生菌。